- 実施日:平成23年9月10日(土) 16:00~18:30
- 参加者11人
「行ったことない率99%」の緑橋。下町なだけあって、喫茶店・パチンコ屋さんやパーマ屋さんが多いですが、実はまちなかに昔の家や工場を改築しながら、面白い活動家の拠点の場として活用されている動きがあるんです。そんな、地元の方も知らない緑橋を東成区に住んで30 年の古川章子が案内しました。
16:00 地下鉄緑橋駅に集合。早速、地名緑橋の由来となった川の足跡をたどります。
歩いて10 分ほど、路地の入り組んだ場所に突如大きな大正時代の建物が現れました。そこは「CARPEDIEM」。かつて謡曲家の方が住んでいた素敵な庭園のあるお宅を、フランス人のオーナー・リヴァさんが買い取って海外からのお客様のゲストハウスとして経営されています。
次は、駅近くに戻り、駅の中に入ると見せかけて・・・改札に向かう階段の途中にある、怪しい佇まいのお店「戦国大統領」に到着。こちらは昔、カラオケ屋さんだったところを今はライブハウスとして活用されています。長谷川さん直々に中をご案内頂きました。
大人になってからは、なかなか足を運ばないので新鮮です。
続いて、店長長谷川さんのお友達の三好さんが経営される「THREE W FOUR」へ。こちらは、タトゥー屋さんを経営されています。業界秘話をうかがいました。
次の目的地─元々東成区には工場が多かったのですが今は住宅やガレージなどに変わってしまっていることが多いのです。そんな中、ランドスケープデザイナーの花村さんが活版印刷の工場を改築し、住居兼アトリエにされている「♭(フラット)」へ。改築は現在も進行中で、今後は♭を、アートの拠点であり、地域のサロンとなりうる場にしていこうと多くの学生さんや地域の方と一緒に改築を進めています。
その後、ゴール地点の「町屋複合施設燈」へ。こちらも、大正時代のお家を改築しBAR や、帽子屋さん、写真スタジオなどが入って人でにぎわっています。改築を手掛けられた六波羅さん自ら準備してくださった、あてメニューと箕面の地ビールで乾杯。
最後特別に、お家に元々あった『へっついさん』で炊いたアツアツの白ご飯を〆に