大阪まち遊学 20…
- 実施日:平成22年8月7日(土)
「なんと大阪は銭湯の数、日本一を誇るまち。その中でも名物の銭湯3つをめぐり大阪に根付く”お風呂屋さん”文化を体感」というフレーズで,2010年8月7日(土)に計11名で実施されました。
大阪まち遊学2010年の第3回目であるこの企画は岩田が担当させて頂きました。
ツアー開始前.スタッフの脇は甚平・風呂敷・洗面器を片手にやってきた.当日は淀川花火大会だから甚平はそれほど珍しくない.でも洗面器持参の方は??この時,旅人たちは「そこまでようやるね~」とちょっと距離を置いて観察していた.
そこへ,企画者の岩田が大量の洗面器とタオルを持って登場!
旅人たちは,自分たちも脇スタイルになってまちあるきをすることをこの時点で実感.岩田より洗面器と石鹸を片手にJR環状線に乗るんだと説明あり!皆大笑い.
一軒めの源ヶ橋温泉へ向かう.生野区は銭湯55軒で東京大田区は60軒.生野本通り商店街を東へ進み,角を曲がると源ヶ橋温泉.
源ヶ橋温泉の説明.例えば,水風呂の滝口は通常はライオンだがここは羊.珍しい.また,女風呂には国産オパールで敷き詰められた風呂があるそう.
源ヶ橋温泉は昭和10年創業.最近は北海道や九州から若い女性も来られるそう.
源ヶ橋温泉でひとっぷろ浴びた後,オーナーの中島さんのお話.中島さんのお父さんが昭和17年から引き受けられた.源ヶ橋の言われを伺う.
寺田町駅付近でかき氷タイム.注文をとると全員が宇治ミルク!
環状線を目にしながらしばし宇治ミルク休憩.ベンチを適宜路上に並べて.そして,
さあ環状線に乗りますー
洗面器持って電車に乗るのは皆さん初めてでは?乗客から熱い視線を浴びる.
天王寺駅着.洗面器持ってエスカレーターに乗る.
阿倍野は現在大規模再開発中.その後阿倍野アポロを抜け,湯処あべの橋へ.こちらは5年前にできた,大阪でも最も若い銭湯.本日は定休日でしたが,これは想定内.
洗面器持って新開筋商店街を抜け,二軒目の和光浴場到着.こちらは昨年改築され,現在の男風呂はなんと従前の男風呂+女風呂+露天風呂.死海の湯もあり.狭い路地にあって間口も狭い銭湯からは想像つかない奥行きと幅の広さ.
動物園前商店街を抜け,新世界を目指す.
岩田は,大阪旅めがね・新世界のエリアクルーも務める.新世界の案内も加えながら最終目的地を目指す.
最後の銭湯は新世界ラジウム温泉.ここは露天風呂から通天閣が真上に見える.反対に,通天閣の展望台からも露天風呂が見える。こんなシチュエーションが新東京タワーにもあれば! 大阪まち遊学としては,ラジウム温泉の前で風呂のチケットをお渡しして終了.こちらのお風呂はお好きなだけ!