昨年2008年、10月1カ月間の期間限定の北浜テラス社会実験が好評だったことを受け、2009年は常設化に向けた各種検討や関係者の合意形成を図る年となった。 官民の関係者の一致団結した動きにより、全国初の川床の占用主体として地域協議会が認められ、その運用が始まることとなった。
- ①協議会組織の設立、地域への呼びかけ
- 協議会設立準備、協議(2/2、2/17、2/25、3/24、4/14、4/28、6/2、6/10、6/30、7/13、8/7、8/26、9/8、10/19)
- 設立総会(7/29)
- 臨時総会(9/2、12/15)
- 理事会(11/16)
- 大商水辺のランドスケープ研究会(6/8)
- お掃除会(10/13)
- ②テラスの設置・運営
- 好評につき再度一時占用にて床を出す(H21.5.1~7.25)
- 一旦撤去した後、常設仕様の鉄骨の川床を水都大阪2009のスタートに合わせ設置、オープン(H21.8.22~)
- ③常設化への許認可 ・国交省河川敷地占用許可準則の改正(2009.1.28)⇒大阪府が国に要望し「川床」が対象物件に
- 河川区域占用料の府条例化(2009.3)
- 大阪府との基本協定書、協議会規約、設置運用規則などの協議
- 中之島水辺協議会(2009.9.8)にて、北浜水辺協議会が河川区域の包括占用者として認められる
- 2009.11.1より、常設の規制緩和の許認可スキームに移行
- ④設計・工事
- 川床ハードのデザインルール、構造、コスト検討→プロトタイプの確立
- 河川管理者、景観担当や建物オーナー、テナントとの合意形成
- ⑤プロモーション
- サイトオープン
- 北浜テラスリーフレット作成
北浜テラスに関わった人
- 建物オーナー・テナント⇒強力な想い、地域調整、出費、運営
- NPO等専門家集団⇒事業コーディネート、各種技術支援
- 行政、学識者⇒許認可、規制緩和の仕組み
- 商工会議所⇒常設スキームの目処
- 水都事務局⇒想いの共有、一時占用主体、事務作業
北浜水辺協議会 https://www.osakakawayuka.com/