- 実施日:平成27年11月14日(土)
- 時間:11:00~15:30
- 担当:米谷
前半は、東大阪市にある文楽人形工房「雅舎(がしゃ)」へ。
文楽人形細工師の菱田雅之(大江雅之助)さんから、文楽人形の秘密をいっぱい教えていただきました!
職人の世界には寡黙をよしとする文化もありますが、菱田さんは文楽人形のことを広く知ってほしい!との想いから、惜しげなく素人の私達に楽しく分かりやすく教えてくださいました。面白いです。そうなってたんや~
時代の変化を取り入れながら今日があることも知りました。
さらに、3人一組で文楽人形を動かす人形遣いの体験も!
「首(かしら)と右手」「左手」「両足」。
足遣うには首遣う人の足(人形の動きを実際にやるのです)を見ながら。
左手遣うには首遣う人の顔の合図でタイミングを計って…
3人ともアタフタ、人形ガクガク(笑)
もうね~、ホントむちゃくちゃ楽しかったのよ♡
先生、どうもありがとうございました!
文楽人形工房「雅舎(がしゃ)」(東大阪市、http://www.gasha.biz/)で楽しく人形について学び、
地下鉄で日本橋の国立文楽劇場へ。http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
職員の方から特別に文楽や演目についての説明をいただき、折しも公演中の「錦秋文楽公演」から「桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)」を観劇。
軽食には大阪ならではの一品をご用意。
観劇のお供にびったり、衣笠の「とん蝶」
黒豆バージョン☆
その後、ボランティア「文楽応援団」の方々にご説明をいただきながら資料展示室を見せていただきました♪
なんとも言えないボヤキ節がふつふつと笑いを誘う、文楽愛溢れる劇場職員の方が「どうかこの演目観て『文楽ってこんなもんかぁ』とか思わないでくださいね、面白い楽しい演目もいっぱいあるので」なんておっしゃってたけれど。
私も「一番地味で暗い話を観ていただくことになったな…」とは思っていたけれど。
劇場から出てきた参加者の皆さん、満面の笑みでした。
なんで???
「いや~、文楽ええわ~、面白いわ!」
「もっと前でじっくり見たかった~」
(すみませんm(_ _)m)
恐るべし、伝統芸能。
底力があるってこういうことなのね。