もうひとつの旅 2…
もうひとつの旅クラブが運営協力しているひとつに北浜テラスがある。この、北浜テラスに企画時点から関わってこられた「そば切りてる坊」さんが、長野県駒ケ根市を終の棲家と定め、2011年に移転され、現地で活動されている。以上の背景より、「もうひとつの旅2014」の訪問地は、南信州に定め、当地の活性化に取り組む人々を訪ねて、活動内容についてヒアリング・意見交換を実施した。
もうひとつの旅クラブが運営協力しているひとつに北浜テラスがある。この、北浜テラスに企画時点から関わってこられた「そば切りてる坊」さんが、長野県駒ケ根市を終の棲家と定め、2011年に移転され、現地で活動されている。以上の背景より、「もうひとつの旅2014」の訪問地は、南信州に定め、当地の活性化に取り組む人々を訪ねて、活動内容についてヒアリング・意見交換を実施した。
OSAKA旅めがねは、継続的に地域コミュニティの元気を育むソーシャルビジネスを目指している。着地型観光プログラムを通じて、大阪の真の魅力を再発見し、地域と参加者との交流機会を創出する。当NPOは、水都大阪2009の事業立ち上げ時には共同事業者として参画。水都大阪2009終了後、事業者は退いたが、運営協力者として継続して企画運営、案内人、プロモーションなど様々な形で役割を担ってきた。OSAKA旅めがねは、2012年4月からは新たな独自採算スキームの下で推進しており、2013年度は、エリアクルー38名(内、ボードメンバー6名)と事務局による運用開始。当NPOメンバーは、引き続き運営協力者として参画している。
自分が身近に生活するまち(居住地でも勤務地でも構わない)を旅人の目線であるいてみる。普段なにげなく接しているそのまちにいままで気がつかなかった魅力を発見してしまう。その魅力をその人の視点で紹介、自慢し、再び訪れたくさせる。旅人とジモティとの出会いを生み出す新たなコミュニティ・旅のプログラムを造成しまちの活性化を促進する。
今年度は、大阪まち遊学枠で造成したプログラムに加え、OSAKA旅めがねプレミアムコースとして造成したコースも含めて合計22コース、延ベ191名の参加となった。
全てのコースをOSAKA旅めがねのプレミアムおよびフレンドショップとして販売し、OSAKA旅めがね「SUPER MONTH」企画と連動して、サイト広告・折り込みチラシ・ツイッター・フェイスブック・メーリングリストでの広報活動を行い、PRの対象範囲の拡大と集客力の向上を図り、OSAKA旅めがねの売上・収益にも貢献をした。
今年度は前述のとおり、造成した全てのプログラムをOSAKA旅めがねの販売システムで展開したが、従来の大阪まち遊学で実施していた、参加費当日徴収、ツアー直前までの受付対応ができず、また販売価格も管理コストの関係上高い設定となり、従来からの固定ファンが離れていった傾向が見受けられた。(大阪まち遊学プログラム単独で昨年実績と比較すると、参加人数は▲67名、不催行のプログラムも3コース発生している)
大阪まち遊学の原点を振り返り、まちを学ぶファン層に向けた運営システムをもう一度見直す必要があると考える。
2009年より大阪まち遊学で始まった飲み歩きはしごツアー「大正モー一杯!」が、OSAKA旅めがねプレミアムツアーとしていよいよ登場!! 2013年度は2回実施しました。
大正駅周辺といえば、高架下文化と水辺の楽園。
個性的な大将が商うホルモン屋、バルなど5軒を「はしご旅」。
下町酒場の核心に迫ります。飲めない方もきっと楽しめますヨ~!
15:00 JR大正駅改札前スタート。
最初に、エリアクルー(案内人)の自己紹介。そして、手づくりマップと旅めがねのパンフと神戸夜景マップを配布しました。最初の立ち寄り、まっちゃんまで、三泉商店街&露地など、三軒家西の沿道を案内しながら、歩いていきます。
15:20 まっちゃん着。写真は首を長くしてゲストの到着を待つまっちゃん。ビールで乾杯してから、ゲストに自己紹介をお願いします。本名を名乗りたく ない方はニックネームでもOK!こうして見知らぬゲスト同士が打ち解けはじめていきます。まっちゃんでは、ホルモンとチャンプルなどをいただきました。次 の、Pier34Northまで堤防&露地などを案内しながら、まち歩きしていきます。
16:05 Pire34North着。水辺のアジトに入るや否や、そのアジトぶりに皆うっとり。梅雨ということもあって蒸し暑い一日でしたが、尻無川沿いにあるこのアジトでは風が通って涼しかった。お好きなワンドリンクとBBQ一品をいただきながら、オーナー・渡辺さんにお店の拡張の経緯&西宮の新規店舗などについてトークしていただきました。
次の、Sunset2117までは歩いていくのではなく、スペシャルクルーズを。OSAKA旅めがねの旗が大きくなびく。京セラドームでプロ野球の試合が丁度終わり、大正駅に向かうオリックス&楽天の多くのファンたちは、突然現れたクルーズ船に驚きを隠さずにはいられない。手を振り、旗を振りあってコミュニケーションしまくる。
17:15 Sunset2117へ尻無川から上陸。お好きなワンドリンクとスナックをいただきながら、水辺でまったりトーク。話題は、尻無川について、弁天町のツインタワーの間にサンセットを望める貴重な日についてなど。
次の、いけださんまで、堤防&露地などまち歩き。辺りはまだ明るいが早くも4軒目へ。
18:10 いけだ着。お好きな日本酒orビールと本格的な魚料理をいただく。昨年2012年、108年続いた魚屋をたたんだ話をじっくり聞かせて頂いた。お店の中で、健康チェック。
19:05 Bar In 着。坂本さん、今回はウィスキーのセミナー。写真とテキストでは表現しきれないほど凄かった。
20:10 終了。
もうひとつの旅は、旅クラブメンバーによる研修の旅である。
瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内の12の島と2つの港を舞台に、島の歴史に因んだ現代アートの作品が展示されるイベント。総来場者数は、2010年に開催された第1回芸術祭では約93万8千人、2013年第2回は約107万人だった。
開催期間は春会期(3月20日~4月21日)、夏会期(7月20日~9月1日)、秋会期(10月5日~11月4日)の3回であり、春会期に瀬戸内を訪れた。瀬戸内海の島々には、伝統的な文化や美しい自然が残されている。船で島を巡りアート作品を見ながら、島の活性化に貢献する人々を訪ねて、活動内容について話を聞き意見交換を行った。
ほんまもんの大阪を体感できる「まちあるき」は、まだまだマイナーであり、「まちあるき」の本当の面白さをより多くの人に知ってもらうために大阪まちあるきCUPを企画した。今年はOSAKA旅めがねが運営主体となり、旅めがねと旅クラブを兼務するメンバーが中心となった。
大阪まちあるきCUPは水都大阪フェス2012の1プログラムとして実施。10~11月2ヵ月間に用意された各ツアーに申し込んだ参加者が通常通りまちあるきを行い、まちあるきで発見したまちの魅力や楽しかったこと(ステキだった人、印象に残ったこと、友達に紹介したい場所等)をフェイスブックページに写真付きで投稿してもらう。投稿された記事はフェイスブックユーザであれば誰でも閲覧可能であり、フェイスブックページを「いいね!」クリックしたユーザは、記事に対して「いいね!」クリックしたりコメントすることが可能である。すなわち、投稿記事が魅力的であれば大勢のユーザが「いいね!」やコメントを押してくれるため、まちあるきの魅力が口コミ的に拡がることが期待される。人気の投稿は定期的に集計して、公式ホームページにて紹介するという方式とした。
昨年度は大いに盛り上がった大阪まちあるきCUPであるが、今年は盛り上がりに欠けた。理由として予算0の中で広告宣伝ができなかったこと、担当者が十分に時間をかけることができなかったこと、2012年秋よりフェイスブックページの仕様が変更となり一般ユーザの投稿がウォールに大きく表示されなくなったこと、が挙げられる。一方で、まちあるき団体6事業者によりツアーを販売できたことは成果といえる。
OSAKA旅めがねは、継続的に地域コミュニティの元気を育むソーシャルビジネスを目指している。着地型観光プログラムを通じて、大阪の真の魅力を再発見し、地域と参加者との交流機会を創出する。当NPOは、水都大阪2009の事業立ち上げ時には共同事業者として参画。水都大阪2009終了後、事業者は退いたが、運営協力者として継続して企画運営、案内人、プロモーションなど様々な形で役割を担ってきた。OSAKA旅めがねは、2012年4月からは新たな独自採算スキームの下、エリアクルー34名(内、ボードメンバー10名)と事務局による運用開始。当NPOメンバーは、引き続き運営協力者として参画している。
大阪では現在「大阪光のまちづくり2020構想」に基づいた夜間景観の整備・充実が、大阪府、大阪市、民間が一体となって進められている。水都大阪の推進の中で、夜間景観づくりは中之島、水の回廊、御堂筋エリアにおいて着実に進展しており、四季のイベントのひとつである「大阪光のルネサンス」は300万人以上の来訪者を誇り、市民に認知されるものに育っている。
しかし、一般の市民や企業の関わりは十分とはいえず、今後、活動を拡大させていく主体や仕組みについては課題であり、構想においても認識されている。その理由のひとつとして、まちあかりや夜間景観は身近なものであるにもかかわらず、それらを評価する「ものさし」を市民は持ち合わせておらず、その結果として、照明デザインの質に対する評価や自らが関わっていくことにつながりにくいのではないか、という課題設定を行った。
そこで当調査では、プロの視点から見る大阪のまちあかりの評価とその判断の「ものさし」を集め、それらをもとに、まちあかりへ市民が関われるようなコミュニケーション方法を探り、今後の展開内容の検討に資することを目的とした。
当調査検討にあたり、大阪で活躍する照明デザイナーとして、岡幸男氏(ライズ)、豊留孝治氏(パナソニック電工)、長町志穂氏(LEM空間工房)、松本浩作氏(STYLEMA‘TEC)の4名の協力を得た。
その結果、大阪の夜間景観の魅力要素として、①場の力、大阪らしさを際立たすまちあかり、②人の行為、心づかいが感じられるまちあかり、③基本的な設計手法が優れているまちあかりを抽出した。
また、講演会や夜景ツアーを開催し、照明デザイナーと市民との交流の機会を設けて意見交換を行い、コミュニケーション方法(展開アイデア、推進主体と仕組みのアイデア)の提案を行った。さらに、中之島において市民のあかりに対する見識を高めることに資するまちあるきのコース案を造成した。(2012年の大阪まち遊学のコースとして実施した)
当NPO法人設立10周年の節目を記念したシンポジウム「まちあるきサミット」を開催した。近畿各地で活動するまちづくりに関わる団体・個人に参加いただき、それぞれの取り組みを紹介した後、まちあるきの企画や広報・集客方法等について座談会形式の意見交換を行い、団体同士の交流を図った。
自分が身近に生活するまち(居住地でも勤務地でも構わない)を旅人の目線であるいてみる。普段なにげなく接しているそのまちにいままで気がつかなかった魅力を発見してしまう。その魅力をその人の視点で紹介、自慢し、再び訪れたくさせる。旅人とジモティとの出会いを生み出す新たなコミュニティ・旅のプログラムを造成しまちの活性化を促進する。
今年度は、NPO新規加入メンバー3名もコース造成に参加し、11コースを企画。スタッフを含めて合計で延べ154名の参加となった。
一部のコースを除き、OSAKA旅めがねのフレンドショップとしても販売を行ない、プログラムPRの対象範囲の拡大と集客力の向上をはかり、OSAKA旅めがねの収益にも貢献をした。従来はホームページサイトおよびパンフレットを使った広報活動を行っていたが、今年はそれに加えて過去の参加者のメールアドレスを活用し、プログラム内容の概要を説明するメールマガジンを計3回発信するなど広報活動の改善を実施した。
今年度のプログラムの特徴は、昨年同様、以前に実施したプログラムをリバイスすることでコース造成をしたものが多かった。過去にNPOで造成したコースをOSAKA旅めがねで再販売することで旅めがねの収益には貢献したが、コースの新規開拓や、コース造成に時間を掛けることが一部出来なかったという反省点もあり、まち遊学の活動方針や旅めがねの活動との関係性を整理する必要があると考える。