- 実施日:平成22年10月2日(土)
「なんと阿倍野には伝説の達人たちが。
路面電車に乗って達人たちに会いに行く旅。
誰でも楽しめるスポーツなので老若男女問わず大歓迎です。」
というフレーズで,2010年10月2日(土)に計9名で実施されました。
大阪まち遊学2010の第5回目であるこのツアーは河野が担当させて頂きました。
では、大阪まち遊学、スタート!
阪堺電車天王寺駅に集合。スタッフ・脇さんのコスチュームはやはりスポーツマン。
阪堺電車に乗る。阪堺線・堺線は廃止の危機がありましたがどうやら存続の方向になりそう。
一日乗車券は使用日をスクラッチ。松虫駅下車。
松虫駅ホームでコンセプトプレゼンテーション。本日のナビゲータは河野さん(中央)。河野さんは今年五月に旅クラブに入会、即まち遊学企画を立候補、本日がデビュー戦。阪神タイガースでいえば秋山投手か。それにしても、天王寺からたった三駅ですっかり田舎ムード。
和田タオルにて阿倍野、松虫のいわれを。例えば、「長野県で有名な野沢菜に使われる葉は、天王寺かぶらの葉っぱだった!」とか。お土産のスポーツタオルはな、何と、まち遊学スペシャル!
一軒目の立ち寄り場所、保名倶楽部へ。大正時代の郵便局を移築した建物で、昭和初期から続く老舗ビリヤード場。
場内には「嘘をつかずに玉をつけ。」の額縁。平田コーチから四つ玉をたっぷり1時間ご指導いただきました。常連さんは何と三玉です。 四つ玉は東京には多いそうですが、大阪では余り見かけないですね。
参加者の多くは映画「ハスラー」「ハスラー2」を観た世代。あたしもビリヤードは十何年かぶりでしたが、コーチに教わることで、これはまたはまりそうです!
保名倶楽部を後に、すぐ傍の浪花ことばせんべいへ。
現在でも一枚一枚手焼きをされている。そして煎餅には浪花言葉。写真は焼印ですが、何と書いてあるかわかりまっか?
こんな感じになります。但し、上の焼印の言葉はおまへんなー
商店街をひたすら南下。そして、王子卓球センターへ。あの、福原愛選手が作馬コーチから王子サーブを学んだところ。
場内には実践すべき教訓が所狭しと並べられている。福原愛選手や福岡春菜選手の写真も。
現役のメンバーにお手合わせをお願いする。参加者には卓球経験者も。手前には一人練習用の卓球ロボットがあるのですが、ピン球が次々と出てくる。そのピッチがめちゃめちゃ速い!
卓球のユニフォームのモデルさんも、王子卓球センターのメンバーが選ばれている。
王子サーブをお願いする。筆者(奥)の実家で20年間貯蔵されてきたラケット(ローター)の前陣速攻用ラバー(スレイバー)はすでに反発力の衰えた、いわば「アンチラバー」化しており、スピードや回転を抑えることが幸いし、何といくつかの王子サーブを捉える事ができました。するとそんな風景を見た作馬コーチが、「そんなアンチラバーではいつまでたっても強くなれない」、と通常の高反発ラバーに交換され、それからはさっぱり。そして幾つかの王子サーブは全く見えなかった。やはり凄いサーブでした。(このクライマックスシーンは、下のビデオで4:00辺りからご覧頂けます。)
記念撮影!この卓球台は嘗て、胡錦濤中国国家主席と福原愛選手が対戦したそう。王子卓球センターのみなさん、本当に優しい方ばかり。今後の活躍に期待します
パワースポット、安倍晴明生誕地を過ぎると、ある住宅の前で、ペットボトルをリユースして仮面ライダーや鉄人28号などの作品を飾っていた。おじさまにお話を伺う。
東天下茶屋駅から再び阪堺電車で阿倍野駅へ。
阿倍野駅から歩くと阪神高速道路の下に、何とトランポリン場が。正にアジアらしい光景。
コーチの教えに沿って順番にトランポリン体験。ビリヤード、卓球、トランポリン、まちあるき、そして早朝にはご来光カフェ。かなりハードな一日を終えました。が、みなさん、元気元気。