- 実施日:平成23年10月15日(土) 10:00~13:00
- 参加者14人
城東区はなんと、政令指定都市の中で、人口密度が日本で3番目に高い区。その城東区の中心地「蒲生四丁目」通称「がもよん」の交差点からスタートです。参加者全員、がもよんを歩くのは初めて。さて、どんな人や風景と出会えるでしょうか。
城東商店街に入って行きます。城東商店街は昭和22年(1947年)開業。
昭和25年(1950年)開業の「白泉堂」。一見、なつかしい駄菓子屋さんですが、その奥には・・・
大人が寛げる喫茶店があります。内装を手掛けたのは、大阪万博のデザインも手掛けたというデザイナー。まん丸なランプシェード、壁に埋め込まれた水槽、曲線を描くカウンター、壁のタイルなど、当時のまま残されています。
続いて、商店街開業と同時にお店を開いた「菊水堂」。いか焼き、回転焼き、アイスモナカなど多くのメニューがショーケースに並んでいます。お値段は70円から高くても400円くらい。ここでおやつタイムです♪
バナナプリンソフト!どのメニューも、素材にこだわっていて、あんこや白玉は手作りです。
菊水堂のお母さんは、明るくて話し好き。昔は、塾帰りの子供たちが夜食を食べられるようにと、夜中まで店を開けていました。その子供たちが大人になってまた店を訪れたり、子供を連れてきたりと何世代にわたって親しまれています。地域の憩いの場ですね。
次に訪問したのは、となりの人間国宝に認定された骨董品屋「いろは堂」。店主は元獣医さんで、ここで動物病院をされていました。40年かけて集めた骨董品が所狭しと並べてあります。
お店の中に入れないので、外で、店主に骨董品の鐙の解説をしていただきました。「これだけは覚えて帰り~」と鐙の話が止まりません。鐙を花器に使うといって購入される方もいるそうです。
続いて、「若宮八幡大神宮」です。本殿が西向きのため、「西向八幡」とも呼ばれています。大阪冬の陣で、徳川方の佐竹義宣がここに本陣を構え豊臣方と戦ったとのこと。宮司さんから色々とお話をお伺いしました。
今日は秋祭りで、ちょうど地車(だんじり)が帰ってきました。コンチキコンチキと鐘の音が響き賑やかな雰囲気に。
神社を後にし「旧古堤街道」へ。戦災を逃れた古い街並みが残るエリアで、格子塀の家が建ち並び良い雰囲気です。みなさん、思い思いに歩いていただきました。
旧街道を歩き、ゴールは「達鮨」でにぎり定食をいただきました。