市民共有の資産である「中之島の水辺」を舞台に「都心の自然」という魅力の発掘を行い、水辺という公共的空間の過ごし方、使い方を多様な側面から提案し、各人それぞれの「中之島時間」を発見していただくことで、実施期間後、1人でも多くの方に中之島の豊かな普段使いをしていただくことを目的とし、今年5年目の開催となった。
- 期間:2010年10月1日(金)~10日(日)
- 営業時間:日の出(5:50頃)~8:30
- 場所:大阪水上バス淀屋橋港桟橋
- 内容:
- ①桟橋を装飾し、テーブル・椅子を設置して朝日を眺めるカフェを営業、飲み物は400円で提供
- ②アクアminiによるミニクルーズの実施(6:30より随時、乗船料1000円ワンドリンク付)
- ③専用ホームページによるPRと営業日誌の公開
- ④アンケートの実施
- ⑤継続的な開催のための賛同者・ボランティアスタッフの募集
- 協力:大阪水上バス株式会社
前年と異なり本年は天候に恵まれ、営業予定10日のうち8日の営業となった。ボランティアスタッフも年々増えてきており、貴重な戦力となっている。
期間中の来訪者は342名。過去5年間で2番目の人数となった。1日あたりの来訪者数は例年通りで、コンスタントな集客を実現している。
ご来光クルーズの乗船者数は131名で、昨年より乗船ウェイトは低かった。
マスコミの取材は、10/7(木)ラジオ関西、10/10ラジオ大阪の2件。パブリシティとしては、スルッとKANSAI「遊びマップ10月号」、京阪「K-Press」に情報を掲載頂き、集客に大きく影響を与えた。
アンケートの中で、再訪を希望し、友人・知人へ紹介したいと回答した訪問者の数が非常に多く、企画自体の満足度は極めて高いと考えられる。満足の内容は訪問者によって様々であるが、共通するキーワードとしては、「非日常」「ゆったり(癒し)」「きれい(自然・景色)」「リフレッシュ」「大阪で(近場)」といったものが挙げられる。これらは全て、非日常的な行動である「旅」と共通するキーワードであると考えられ、それを近場である大阪中之島で体験できる、つまり、「もうひとつの旅クラブの活動主旨」を具現化した企画として、訪問者からも認知されてきた傾向にあると考えられる。
また、今回は天候の都合で中止となったが、大阪旅めがねプレミアムツアーとのコラボ企画のように当企画の活用の多様性を示唆出来た。
ご来光カフェは、SNSで営業日誌を発信しています。