市民共有の資産である「中之島の水辺」を舞台に「都心の自然」という魅力の発掘を行い、水辺という公共的空間の過ごし方、使い方を多様な側面から提案し、各人それぞれの「中之島時間」を発見していただくことで、実施期間後、1人でも多くの方に中之島の豊かな普段使いをしていただくことを目的とし、今年で9回目の開催となった。
- 期間:2014年10月1日(水)~8日(水)
- 営業時間:日の出(5:40頃)~8:30
- 場所:大阪水上バス淀屋橋港桟橋
- 内容:
- ①桟橋を装飾し、テーブル・椅子を設置して朝日を眺めるカフェを営業、飲み物は400円で提供
- ②アクアminiによるミニクルーズの実施(6:30より随時、乗船料1,000円ワンドリンク付)
- ③専用ホームページによるPRと営業日誌の公開
- ④アンケートの実施
- ⑤継続的な開催のための賛同者・ボランティアスタッフの募集
- ⑥ご来光カフェロゴ入りコースターのお客様への配布
- ⑦大阪旅めがねプレミアムツアーとのコラボ企画の実施
- 協力:大阪水上バス株式会社
本年も天候に恵まれ、営業予定8日のうち6日の営業、延べ702名の来訪者があった。
ボランティアスタッフの定着による経験・ノウハウの蓄積のほか、2012年に約960名(8日間営業)の来訪があって以来行っている、スタッフによるオペレーションの見直しを今年も期間終了後に行い、期間中の具体的な運営の円滑化などについては、改善・向上を図っている。今年は、オープン時間に来られるお客様への対応をスムーズに行い、ご来光時間帯(6時前後)のピーク緩和策として、開始時間を10分早めるなどの対応を行った。
ご来光クルーズの乗船者数は318名で、来訪者の約半数が乗船されており、リピーターを含め、船上からの朝の中之島の風景を楽しむ方が増えているといえる。
パブリシティとしては、梅田経済新聞(9/25 http://umeda.keizai.biz/headline/1927/ )に掲載されたほか、FM(FMcocolo、FM802)の番組内でも紹介されており、それらを見聞して来られたお客様も例年と同じく見られた。
近年ツイッターやフェイスブックを通じて来られる方が増えており、クチコミについで二位の座を占めるようになった。これにつれて初めての方も増加傾向にあることから、普段水辺や中之島に関わりがない方にも、水辺での時間の使い方や中之島界隈の魅力を発見してもらう契機となるよう、ご来光カフェの楽しみを伝え、コミュニケーションを図ることが重要である。
ご来光カフェは、SNSで営業日誌を発信しています。