市民共有の資産である「中之島の水辺」を舞台に「都心の自然」という魅力の発掘を行い、水辺という公共的空間の過ごし方、使い方を多様な側面から提案し、各人それぞれの「中之島時間」を発見していただくことで、実施期間後、1人でも多くの方に中之島の豊かな普段使いをしていただくことを目的とし、今年8回目の開催となった。
- 期間:2013年10月1日(火)~8日(火)
- 営業時間:日の出(5:50頃)~8:30
- 場所:大阪水上バス淀屋橋港桟橋
- 内容:
- ①桟橋を装飾し、テーブル・椅子を設置して朝日を眺めるカフェを営業、飲み物は400円で提供
- ②アクアminiによるミニクルーズの実施(6:30より随時、乗船料1000円ワンドリンク付)
- ③専用ホームページによるPRと営業日誌の公開
- ④アンケートの実施
- ⑤継続的な開催のための賛同者・ボランティアスタッフの募集
- ⑥ご来光カフェロゴ入りコースターのお客様への配布
- ⑦大阪旅めがねプレミアムツアーとのコラボ企画の実施
- 後援:水辺のまちづくり企画推進委員会
- 協力:大阪水上バス株式会社
本年も天候に恵まれ、営業予定8日のうち7日の営業となった。
ボランティアスタッフも定着してきており、各人の経験・ノウハウも蓄積され、貴重な戦力となっている。毎年、期間終了後にその年の給仕のオペレーションをスタッフで見直し、改善を図ることでおもてなしのレベルの向上に努めてきたが、昨年(2012年)、8日間の営業で約960名の来客を記録し、給仕のオペレーションだけでなく、クイックメニューの導入など、ご来光カフェについて全体的に改善を図った。
期間中の来訪者は646名。昨年に比べると約3分の2に減少したものの、過去2番目の集客となった。
ご来光クルーズの乗船者数は240名で、昨年より乗船ウェイトは低かったものの、リピーターも見られ、期間限定ではあるが、朝の中之島界隈の楽しみ方として定着してきているといえる。
マスコミの取材は、梅田経済新聞(9/27 http://umeda.keizai.biz/headline/1679/ )に掲載されたほか、来訪者アンケートによるとFM(FM COCOLO、FM802)でも紹介され、それによって来訪された方々も見られた。
また、今回は、2年ぶりに大阪旅めがねプレミアムツアーとのコラボ企画が実現出来た。前回とはルートを変更し、中央卸売市場での競りの見学後、早朝の河川をクルーズ、ご来光カフェで締めるといったプログラムを実施。ご来光カフェを軸とした、複合プログラムの造成を現実的なものにすることが出来た。
来年度(2014年度)もご来光カフェについては、一定の来訪者数が見込まれると予想される。ご来光カフェを通じて、水辺の過ごし方などそれぞれの方の時間の使い方、中之島界隈の魅力を発見してもらうとともに、ご来光カフェを含めた水辺の魅力を伝えていくことが重要と考えられる。
ご来光カフェは、SNSで営業日誌を発信しています。