市民共有の資産である「中之島の水辺」を舞台に「都心の自然」という魅力の発掘を行い、水辺という公共的空間の過ごし方、使い方を多様な側面から提案し、各人それぞれの「中之島時間」を発見していただくことで、実施期間後、1人でも多くの方に中之島の豊かな普段使いをしていただくことを目的とし、今年で4年目の開催となった。
- 期 間:2009年10月1日(水)~8日(水)
- 営業時間:日の出(5:50頃)~8:30
- 場 所:大阪水上バス淀屋橋港桟橋
- 内 容:
- ①桟橋を装飾し、テーブル・椅子を設置して朝日を眺めるカフェを営業、飲み物は400円で提供
- ②アクアminiによるミニクルーズの実施(6:30より随時、乗船料1000円ワンドリンク付)
- ③専用ホームページによるPRと営業日誌の公開
- ④アンケートの実施
- ⑤継続的な開催のための賛同者・ボランティアスタッフの募集
- 協 力:大阪水上バス株式会社
例年になく雨が多く8日中3日の営業となる一方、中日の4日(日曜)が快晴に恵まれ美しいご来光を眺めることができた。ご来光ファンはこの日殺到し、1日の新記録となる130人の来訪者があった。
期間全体では182人、朝のミニクルーズ参加は96人で来訪者の半数以上がクルーズも楽しんでいる。
ホームページへのアクセスは 3118 カウント(8/24~10/24)であった(昨年 2495)。
マスコミの取材は毎日新聞、ラジオ放送2回(ABCラジオ・NHK 大阪第一)であった。人気ラジオ番組での20分にわたる詳細な紹介により新聞・ラジオを見聞しての来訪者が25%を超えた。晴れが少なかった影響か、リピーターの割合は 6 ポイント減った。水都大阪2009も開催される中、桟橋の活用と水都大阪の魅力資源を示す、秋の大阪水辺の風物詩として定着しつつある。
「ご来光カフェで一番新鮮に感じられたのはどの部分ですか」との問に対し、今年は「生駒の山から昇る朝日」と答えた人が最も多く、例年と比べて大変高い割合を示した。これは、4日の見事なご来光が影響している。そんな中リピーターは「ゆったりとした時間の流れ」を重視している傾向が見られる点が興味深い。
ご来光カフェは、SNSで営業日誌を発信しています。